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村田輝之
深刻な人材不足…でも緩まない採用基準

2016.07.29

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近年、管理部門領域の人材マーケットは売り手市場が続いておりますが、
需給のバランスが崩れはじめ、深刻な人材不足のフェーズに移行しつつあります。

以前のブログでも書きましたが、夏・冬のボーナス支給後や6月の総会終了後など、
民族の大移動のようなホットな転職時期という『季節的要因』がなくなりました。

転職希望する方は、
・上場廃止で金商法決算が出来ない
・IPO準備が頓挫し、キャリアを活かせない(業績・コンプラ上の問題等含む)
・上場後、組織が安定稼働となったので、スタートアップでチャレンジしたい
など『個別的要因』を解決すべく、転職を手段として選ぶという動きになってきています。
(転職希望者が多くなる時期という概念がなくなってきた感じです)

求人企業側も以前は『季節的要因』を意識した採用計画で活動をしていましたが、
上述の事から、いかに必要な時期に必要な方をお迎えできるかが、
今後の企業成長において大きなテーマとなっています。

IPOマーケットが堅調に推移している事、求人も多く深刻な人材不足となっている事から
一見採用基準が緩むと考えそうですが、そうは簡単にいかない状況です。

近年新規上場会社で不祥事が散見される中、主幹事証券の審査が厳格になっており、
IPOを目指すベンチャーさんの内部管理体制についても当然厳しくチェックが入ります。

管理部門も形式基準を満たす上での組織図上の人員配置という事ではなく、
担当する領域の専門知識・経験豊富な方がいるかをしっかりと見ているようです。
なので、採用基準が緩むという事はありません。

ただ、人材不足は深刻な状況でもあるので、ある意味『見せ方』が大切になっています。
採用基準が緩まないのは、あくまで『知識・経験』です。

ベンチャーの採用では旧来型(年功序列・終身雇用)の採用基準の概念が薄く、
『どこで・何をやってきたか』の重視する企業さんが増えています。
(今までの転職回数うんぬんではなく、中身、、、ですね)

採用において伝える事=職務経歴の内容の打ち出し方になりますが、
意外とここはノウハウとして表に出ていない事もありますので
僕も専門的な立場から可能性を紡ぐ方法として皆様のサポートしていきたいと思います。

ご興味がある方は、お気軽にご連絡をくださいませ。

村田輝之 プロフィール

管理部門領域の人材紹介会社最大手MS-Japanに新卒入社。新人王・全社MVPを連続受賞するなど、高い成果を残す。

その後25歳で起業、管理部門のブティック型エージェント、クロスインフィニティ・マネジメントを設立。取締役として経営を担いながら自身もトップコンサルタントとして活躍。管理部門領域の人材採用を通じて数多くの企業のIPO、上場後の再成長、そしてターンアラウンドなど組織変革の成功に携わる。その後、リクルートキャリアにてグローバル・プロフェッショナル領域を経験し、現職であるVRPパートナーズに参画。

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