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大谷幸宏
【会計士・税理士転職コラム】税務のキャリアは転職市場で評価されるのか

2014.04.13

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これまで積み重ねてきた税務の経験は、転職市場でどこまで評価されるのでしょう。
 
同じ税理士法人などの業界へ転職するなら評価されます。しかし他業界へ転職する場合、必ずしも評価されません。
例えば一般企業の場合、過去の専門的なキャリアを活かせる部署があるかどうかがカギを握ります。中小企業の中には税務部門をアウトソースするケースが間々見られます。こうした企業では、社内で知識を生かすことができません。とはいえ、国際税務や移転価格などの専門的なスキルは一般企業でも十分評価されます。
特に海外展開を進める企業にとって、国際税務などのニーズが高まっています。今後も継続して高い重要が見込めるスキルと考えるべきでしょう。
最近は一般企業へ転職したいと考える税理士が増えています。これまで培ったキャリアが必ずしも生かせないことを考慮すると、転職は若い時期に越したことはありません。20代が圧倒的に有利で、30代半ばまでがぎりぎりといえるでしょう。
コンサルティングファームでは税務の知識が評価されることはほぼないでしょう。税理士の採用率は非常に低くなっています。ここでも転職するなら若い時期。つまり20代のポテンシャルを評価する傾向が強いようです。
(文:VRPスタッフ)

大谷幸宏 プロフィール

大学卒業後、金融機関にて法人営業職を経験し、98年に管理部門に特化した株式会社日本MSセンター(現:MS-ジャパン)へ入社。東京本部の立ち上げを行うなど、現在の同社の基盤を作る。2004年に国内最大規模のヘッドハンティング会社、サーチファーム・ジャパン株式会社よりスカウトを受け、エグゼクティブサーチ業界へ。 同社入社後も数多くの結果を残し、入社2年でパートナーへ昇進。2007年11月に株式会社VRPパートナーズを設立、代表取締役に就任。18年間のキャリアにおいて、2万人以上の転職者との面談実績を持ち、入社後の定着率は95%以上とサーチ業界内においてもトップクラスの実績を誇る。2014年に日本アクチュアリー会の会員に。

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