アクチュアリーの価値と年収


Q :アクチュアリーになれば、ブガッティに乗って新垣結衣と付き合えますか?
A :ブガッティは買えませんし、新垣結衣と知り合うことすらできません

大学受験もとうの昔に終わり、周りが飲み会やゲームを楽しんでいる中で孤独な勉強を続けるのは辛いもの。貴重な数年間を潰して、必ずしも合格するとは限らない勉強は、ときには無間地獄に感じられるほど精神的に苦痛。受かったら神様から何かご褒美がもらえないと、とてもやっていられません。

ここで「アクチュアリーになる」とは「アクチュアリーの正会員になる」ことを意図していますが、アクチュアリーになると精神的な苦痛から解放されると同時に、大雑把に言って次のご褒美が神様から貰えます。

○周りから“非常に頭がいい人”と言う烙印を押してもらえる
  アクチュアリーに理解のある業界では、アクチュアリーというとある程度の高い評価を得られます。特に、アクチュアリーが数多く生息している業界よりも、その周辺業界での評価が高いようです。筆者の経験でも、芸能人、弁護士、医者以上の尊敬を集めたことがあり、厚顔無恥な自分ですら驚いて恐縮してしまうほどでした。
これは、ビジネスの局面でも数多くのミーティングや交渉を有利にすすめることが可能になることを意味します。
  また、古今東西、女性は頭の良い男性に弱いもの。新垣結衣は無理でも職場のマドンナから飲みの誘いがあるかも。ムフフ♡

○将来に対する不安がかなり軽減される
  昨今の不安定な社会環境において、専門性を持つことは本当に大事。その中でアクチュアリーになることはある程度の将来保証に繋がります。一般的に45歳くらいまでであれば、アクチュアリーであるというだけで食べていくことが可能かと。
また、今の仕事にストレスを感じていても、いつでも転職できるという選択肢があることで気楽に構えられますので、逆に今の仕事もうまくいくようになります。

○市場価値が上がる
  おそらくアクチュアリーになる最大のメリットはここです。

大手社にいるとアクチュアリーの絶対数が多く、資格取得が収入アップにただちに直結しません。ただし、社宅のグレードを上げてもらえたり、課長昇格まで優先してもらえるなどの微妙な特典があるようです。もちろん、管理職になれば、その後は管理能力やビジネス上の結果を求められますので、優先的な昇格が止まり、今までとの扱いの違いから不満を感じるアクチュアリーも多いようですが、ビジネスである以上は止むを得ないことですね。昨今は、大手社でもアクチュアリーが社長になるケースが増えていますが、これもアクチュアリーだからというよりもビジネスで結果を出した結果としての社長就任だったと思います。

  アクチュアリーとして待遇や年収で大きく差がつくのは、アクチュアリーの絶対数が少ない外資系や中小社です。年齢、経験、役職で異なりますが、大雑把にいうと準会員で年収1000万円、正会員で年収1500万円は十分に狙う事も可能です。
また、最近では他社と差別化して転職されないよう、アクチュアリー手当を支給している会社も多く見られます。1科目合格単位でその後永久に毎月一定額を支給する会社もありますし、会社によっては正会員になると月額20万円アップ、つまり年収240万円アップという素晴らしいところもあります。

驚くことに、証券業界や銀行業界で、ごく稀にアクチュアリーに対して1億円近い年収を提示する会社もありますが、これは超激務と極めて高い結果を求められる仕事であり、長期的なスパンで将来のキャリアを考えた場合にはあまりお勧めできませんが、若い正会員でよほど自分に自信がある人にはいいかもしれません。

まだ若い受験生のうちに少しでも高い年収を求めて転職する人も多く見られます。
もちろん考え方は人それぞれですが、自身のキャリアを考える際は、5年後、10年後の将来像を描いて仕事を決める方が上手くいくように思います。安易な転職は自分のキャリアと履歴書を汚して市場価値の低下に繋がることもありますのでご注意を!

(ペンネーム:猫太郎)

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