気になるニュース(2026年7月)


6月に引き続き7月に気になったニュースを幾つかピックアップいたします。
内容はすべて単なる個人的な見解であり、特定の人物や団体等を誹謗・中傷する意図は全くないことを、念のため申し添えます。
なお、スケジュールの関係で、6月下旬のニュースが含まれている場合がありますことを何卒ご容赦ください。

1.新型コロナによる死者数

厚生労働省の人口動態統計(概数)によれば、新型コロナによる昨年の死者数は21,497人(男性12,043人、女性9,454人)で、65歳以上が98%近くを占めた模様です。
以前は感染者数が日々報道されていましたが、最近は報道があまり見られなかったため、死者数もそれほど多くないように感じていましたが、2万人以上の死者数が引き続き生じていることは驚くべきところです。
https://www.asahi.com/articles/ASV7P20RPV7PUTFL009M.html

2.年間1万時間の業務減!

大手生命保険会社における法人向け書類審査でAIを本格導入したことで、年間で11,000時間の業務削減が見込まれた模様です。
実際に書類確認にかかる時間が1件当たり27分で従前に比べて7割減らせる点も大変魅力的です。
AIの普及で仕事が奪われることを懸念する動きもありますが、有効活用すれば、人手不足などにも貢献できそうですね!
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF159TM0V10C26A7000000/#nkd_n_m_code_123

3.AIで消える仕事

いわゆる“シンギュラリティ(技術的特異点)”が話題になり、“人がAIを支配するのではなく、人がAIに支配される!?”時代への突入が何かと話題になっています。
その流れで、毎年話題に浮上するのが、この“AIで消える仕事”かもしれません。
https://gendai.media/articles/-/168427
特に、記事のサブタイトルにある『文系は危険、理系だから安心』が通用しないという鋭い指摘はもちろんのこと、“文系卒がアプリ開発の国際コンテストで部門3位”という点も大いに注目されます。
https://dot.asahi.com/articles/-/287317
AIで単に仕事が奪われるのではなく、文系・理系といった“参入障壁”が崩壊することで、仕事がなくなる人たちが多数出現するという意味合いが強いのかもしれません。

4.トキワ珈琲

“トキワ”という単語を見た昭和世代としては『トキワ荘』を彷彿とさせられますが、この単語と大手生命保険会社の社長とが結びつくのもなかなか興味深いところです。
なお、「エピローグ・レター」という存在は、本件で初めて知ったのですが、契約者による“手書きメッセージ”を保険金受取人に届けるという、同社独自の制度は、是非とも、世界中に広まって欲しいと思います。
https://www.dailyshincho.jp/article/2026/06171200/?all=1
ちなみに、カタカナではなく漢字の「常磐珈琲」で検索すると、実在の珈琲店(焙煎所)が登場するところも、機会があれば深堀してみたいところですね。
https://tokiwacoffee.com/

5.在宅勤務の是非

新型コロナによる影響により、例えば、東京都知事からの指示で都内勤務者に在宅勤務(テレワーク)が導入されたことは記憶に新しいところですね。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC092MR0Z00C21A5000000/
しかし、大企業(例.GMO社など)を中心に、(今頃になって)当該勤務の不適切性(例.生産性の劣化など)が経営陣から叫ばれる事態になっており、”タイピング数の減少”が不適切性(非効率)の一例として挙がっています。
https://japan.cnet.com/article/35250558/
なお、さくらインターネット社のように、GMO社の見解に敢えて異論を挟む動きも出ていますので、今後の成り行きが非常に気になるところでもあります。
https://japan.cnet.com/article/35250566/

6.産学協働

経済産業省が所管する機構が、産学連携で高度専門人材を育てる「契約学科」の設置先として5つの大学を選定された模様です。
当該学科は、2028年度に新設され、同省が最大で25億円の補助金(!)を出すようでして、若手の研究環境を確保されるようです。
https://news.jp/i/1449305981738255188

ちなみに、“一般社団法人産学協働人材育成コンソーシアム”という法人も存在するようでして、本件記事と上手にコラボしていただけることを祈念いたしております。
https://www.j-ciac.org/
なお、“リケジョ”で盛り上がっている日本アクチュアリー会の雰囲気も、当該協働の波に上手く組み合わせることができれば、女子大生にも特化する形での成功事例になるようにも思われますね。

7.情報流出

保険大手の顧客7人分の情報を流出させたか アクサ生命元社員2人を逮捕 容疑者は退職前に400人以上の顧客情報にアクセス 警察は他にも流出の可能性あるとみて捜査
https://www.ktv.jp/news/articles/?id=28384

8.名称変更見送り

小学校の「算数」を(中高校と同様に)「数学」へ名称変更する案が議論されていたようですが、最終的に見送りとなった模様です。
見送り理由としては、“現場が混乱する”、“「算数」よりも「数学」の方が難しく感じる”といった反対意見もあるようですが、小学生が躓きやすい『分数』は、大学数学で登場する「同値類(例.1/2=3/6など)」の概念そのものですので、たとえ(科目名という)“看板”が変わっても、教える内容が不変であれば、その難易度になんら変わることはないように思うのですが。

なお、筆者が高校数学の教員免許取得のため、1991年6月に母校へ伺った際、“音楽は音学と表記しないのに、何故、数学は数楽と表記しないのか?”と息巻いている同期がいて、とても微笑ましく感じた記憶があります(笑)
ちなみに、“経済価値ベースのソルベンシー規制”については、同規制導入後も監督指針などにおいて、引き続き、『ソルベンシー・マージン比率』といった名称が使い続けられていますが、“現場”においては、“規制ESR”および“内部管理ESR”といった用語の使い分けを余儀なくされている雰囲気は漂っているように思います。
https://news.jp/i/1444675777916764334

9.ABC予想の現在

いわゆる『Fermat(フェルマー)予想』の解決時も、1993年6月に最初の解決ニュースが世界中の教育機関などを席巻しましたが、最終的な解決は1995年2月頃となった模様でして、人類の長年の課題であった予想が無事に解決されました。
今回のABC予想についても、どうやらこのFermat予想の解決と同じような道のりを辿る雰囲気が漂っているようですが、数学者出身者の端くれとしては、生きているうちに、リーマン予想と同じく早期解決を大いに期待しています。

なお、命題:『ABC予想が真 ⇒ Fermat予想も真』ですので、数学的な包含関係:『ABC予想 ⊃ Fermat予想』によって、Fermat予想よりも“広範囲な数学的事象”が証明されたという結果になります。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20260717-GYT1T00330/
https://www.asahi.com/articles/ASV7K2HSCV7KUTFL014M.html

10.数学を勉強する意味

記事の見出しが、ややミスリード(失礼!)する感じもしますが、要するに、数学を学習することで数理的素養が身に付き、結果的に、ITやAIなどの最先端技術を身に着けることに役立つという感じです。
算数・数学の教員や塾・予備校講師などと同様、『アクチュアリー』も数学を身に着けたおかげで安定した仕事にありつけることは本当にありがたいものですね!
https://dot.asahi.com/articles/-/287315

いかがでしたか。新型コロナによる死者数が依然として高水準ですが、大半が高齢者ということもあり、オフィス出社を進める動きが気になる7月でした。個人的には通勤時間を仕事に充当できた方が良いような気もします。

(ペンネーム:活用算方)

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