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大谷幸宏
【会計士・税理士転職コラム】監査法人からの転職先の違いって?

2014.03.08

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監査法人からの転職先として代表的なものの違いを見てみましょう。

BIG4監査法人

専門性を極めたい人にはBIG4がオススメです。

例えば現在は金融機関の監査を担当しているが、大きなクライアントが少ないという場合、それほど専門的な知識は求められないかもしれません。しかしBIG4ならば、メガバンクなどの大きなクライアントを担当できるかもしれません。よりレベルの高い監査業務、コンサルタントを行えます。自身のスキルを磨く場所としてふさわしいでしょう。

中堅の監査法人

総合的なキャリアを積みたい人や、今後、独立を視野に入れているという人に向いているでしょう。

中堅の監査法人は、大手と違って、幅広い業務を手がけられる点がメリットとなります。専門的な知識を身に付けたいという人には向かないかもしれませんが、財務に関するコンサルティングや、総合的なアドバイスを手がけたいと考える人には、相応のキャリアを積むことができるでしょう。

しかし、中には注意すべき点もあります。中堅といってもレベルはさまざま。品質が一様ではない点を考慮しなければなりません。事前に情報収集する、金融庁のホームページで過去の行政処分などをチェックすることで品質を調べておくことが大切です。

中堅の税理士法人・会計事務所

監査以外に税務や会計などの幅広い業務を学びたい人や、将来、独立を考えている人に向いているでしょう。

税理士法人は法人ごとに特色があります。税務だけではなく、IPO支援、事業再生、相続関係などの業務にも携わることができます。さまざまな経験を積むことは、独立の際にも必ず役立つといえるでしょう。

個人の会計事務所

独立を目指す人に向くでしょう。独立を考えないのではあれば、大きな魅力はないかもしれません。

これは、クライアントのレベルが低いことや、収入が下がるケースが多いことから、転職先としてオススメできる選択肢ではありません。

ただし独立を考えている人は、準備期間として経験しておくべきでしょう。独立後の仕事を細かく把握する、独立ならではの苦労を知るには経験は必要。準備期間をしっかり持てるので、自分の自信にもつながるはずです。

(文:VRPスタッフ)

大谷幸宏 プロフィール

大学卒業後、金融機関にて法人営業職を経験し、98年に管理部門に特化した株式会社日本MSセンター(現:MS-ジャパン)へ入社。東京本部の立ち上げを行うなど、現在の同社の基盤を作る。2004年に国内最大規模のヘッドハンティング会社、サーチファーム・ジャパン株式会社よりスカウトを受け、エグゼクティブサーチ業界へ。 同社入社後も数多くの結果を残し、入社2年でパートナーへ昇進。2007年11月に株式会社VRPパートナーズを設立、代表取締役に就任。18年間のキャリアにおいて、2万人以上の転職者との面談実績を持ち、入社後の定着率は95%以上とサーチ業界内においてもトップクラスの実績を誇る。2014年に日本アクチュアリー会の会員に。

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