2017.11.10
一般的な話になりますが、
年齢が若いひとのほうが紹介してもらえる求人案件の数が多いと思います。
採用する会社側のことを考えると、
既存の従業員との兼ね合いもありますし、
若手のほうが何かと受入れやすいことが理由なのだと考えています。
俗にいう「35歳の壁」という言葉があるように、
年齢によって求職者の選択肢の幅が限定されてくるのは事実です。
従って、一般的には、年齢が上がるにつれて求人数も減ってくるわけですが、
時々ふと思うことがあります。
選択肢(=求人数)が沢山あるのと、少ないのと、どちらのほうが良いのでしょうか。
無論、全く選べない状況よりも、選択肢が複数あって選べる状況のほうがいいわけですが。
特にそう思うケースが、20代前半から半ばくらいまでのとても若い求職者の場合です。
それまでとは業種も職種も全く違う分野にキャリアチェンジが可能な年齢であるが故に、
選択肢があまりにも多すぎて迷ってしまうこともあるのかなぁと。
(こう考えると、キャリアが真っ白な新卒の就職活動ってとても大変ですね。)
一方、30代、40代、50代…と加齢とともに、
それまで培ってきた長年の経験・実績をもとに
自ずと転職先のターゲット(業種・職種)は限定されてくるものと思いますので、
若い求職者の上述のような悩みが良くも悪くもないのかなと。
ちょっと極端な話になりますが、
「もうこれ以上あとがない」といったように選択肢が限られた場合のほうが
そこに掛ける腹の括り方や意気込みが違ったりして
転職活動時や入社後のパフォーマンスが高いこともあるのではないかと。
という、とりとめもないつぶやきでした…
大学卒業後、管理部門職種に特化した人材紹介会社へ入社。1年目から数多くのベテランコンサルタントを超える実績を残し、社内表彰を受ける事も多く、早くから頭角を現す。親しみやすい性格で、求職者並びに求人企業からも、あだ名(名字の玉虫を略し、タマちゃん)で呼ばれるほど親密な仲である。
短期的ではなく、中長期に渡った候補者のキャリアプラン形成の相談を得意とし、転職支援時に限らず長期的にお付き合いしている候補者が大半。人材サイド・企業サイド両面からのアプローチによりマッチング精度の高さについては、数多くの顧客から定評を頂いている。