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そもそも公認会計士はどんな仕事?
公認会計士は、会計・財務の専門家として、高度な知識と倫理観を求められる国家資格職です。主な業務は「監査業務」「会計業務」「税務業務」の3つに大別され、企業や組織の財務情報の信頼性を担保するという社会的に重要な役割を担っています。
中でも中心的な業務である監査業務では、上場企業をはじめとする各法人の財務諸表が正しく作成されているかを第三者として検証します。これは資本市場の健全性を支える重要な機能であり、投資家や金融機関にとっての意思決定の根拠ともなるため、高度な専門性と厳正な姿勢が求められます。
また、昨今ではM&A支援や事業再生、IPO支援、コンサルティング業務など、従来の枠にとらわれない領域での活躍も増えており、公認会計士のフィールドは確実に広がりを見せています。
公認会計士のやりがいとは?
公認会計士の仕事には、単なる業務の遂行を超えた“やりがい”が存在します。責任の重さと向き合う仕事であるからこそ、得られる充実感も大きく、キャリアの早期段階から多くの刺激と成長の機会を得られることが特長です。以下では、公認会計士として働く中で多くの方が実感するやりがいについて解説します。
社会的に意義の高い仕事ができる
公認会計士の監査業務は、企業の財務状況の透明性を確保し、株主や投資家、金融機関、さらには社会全体の信頼を支える重要な職務です。個別企業の利益を超えて、経済活動全体の健全性に貢献するという使命感は、他の職種ではなかなか得難いものです。
社会に対する影響力の大きい仕事であるため、自身の専門性が公共性と直結していることを実感しやすく、大きな責任と同時に高い意義を感じられる点が大きなやりがいとなります。
若手でも第一線で活躍できる
公認会計士は、比較的若い年齢で専門性を武器に現場の第一線で活躍することが可能です。特に監査法人においては、20代のうちから上場企業の担当者と折衝したり、チームのリーダー的な立場を任されたりする場面も多くあります。
年功序列ではなく実力主義がベースにある業界だからこそ、意欲次第で早期に重要な役割を担うことができ、成長意欲の高い方にとっては非常に魅力的な環境です。
チャレンジ精神が満たされる
会計士の業務は、ルーティンワークにとどまらず、常に変化する会計基準や法規制、企業活動の実態に向き合う必要があります。特に近年は、グローバル企業の監査やM&A対応、複雑な財務スキームの評価など、挑戦的なテーマに関わる機会も増えています。
状況に応じて判断が求められ、未知の課題に取り組むことが多いため、常に知的好奇心とチャレンジ精神を刺激される環境で働くことができます。
成長スピードが早い
公認会計士としてのキャリアは、業務を通じて得られる知識やスキルの幅が非常に広く、短期間での成長を実感しやすいことが特徴です。監査業務では業界・業種を問わず多様な企業の実態に触れることができ、財務・会計の専門力はもちろん、ビジネス全体の構造を理解する力も養われます。
また、業務を通じてクライアントとの関係構築やチームマネジメントなど、コミュニケーション力やリーダーシップも自然と培われていくため、キャリア初期から大きく成長したいと考える方には最適な職業です。
企業の経営判断に関われる
監査やアドバイザリー、FAS業務などを通じて、企業の意思決定に間接的・直接的に関与することができるのも、公認会計士の仕事ならではの魅力です。たとえば、M&Aや企業再生、事業戦略の再構築といった重要な局面で、財務面から助言を求められる機会が増えています。
単に数字を扱うだけでなく、企業の方向性や未来に関わる仕事であるという点において、他の職種にはないダイナミズムと責任を感じることができるでしょう。
公認会計士という仕事の魅力

公認会計士の魅力は、やりがいだけではありません。社会的な意義や成長機会に加えて、待遇や雇用の安定性といった側面においても非常に恵まれた職業です。ここでは、公認会計士という資格がもたらす代表的な魅力について紹介します。
高収入と安定した雇用
公認会計士は国家資格の中でも特に年収水準が高く、若いうちから一定の収入を得られる職業として知られています。監査法人やFAS、コンサルティングファーム、あるいは事業会社においても、会計士としての知見は高く評価されており、初任給の段階から他業種に比べて優位に立てるケースが多くあります。
また、業務の専門性が高く代替が難しいため、経済状況に左右されにくく、長期的な雇用の安定が見込める点も大きな魅力です。スキルと経験を積むことで、さらに高い報酬や上位ポジションへの道も開かれています。
社会的な信頼と地位の高さ
「公認会計士」という肩書きは、社会的に強い信頼と尊敬を集める存在です。高度な専門知識と倫理観が求められる職種であり、その責任の重さに見合った社会的地位を築きやすい傾向があります。
企業の経営者や投資家、金融機関などとの折衝においても、公認会計士という資格があることで、その発言力や影響力が高まる場面は少なくありません。社会的に信頼される存在として働けることは、日々の業務への自信や誇りにもつながります。
男女平等に働ける環境
公認会計士の世界では、性別による業務の区別はほとんどなく、評価は能力と実績によって決まるという実力主義の文化が根付いています。そのため、男女ともに対等なチャンスが与えられ、昇進やキャリアアップの機会も公平に与えられる環境が整っています。
2022年に日本公認会計士協会近畿会が行ったアンケートによると、女性公認会計士のうち、やりがいを感じていると回答した人の約60.5%が、「男女の区別なく、専門職として能力を発揮できること」をやりがいの理由に挙げています。
参考:ワーク・ライフ・バランスとキャリアに関するアンケート調査結果(2022年版)
また、近年では産休・育休制度の充実や、時短勤務・在宅勤務といった柔軟な働き方の導入が進み、育児とキャリアの両立を目指す女性会計士の活躍も増えています。長期的なキャリアを築きたいと考える方にとって、ジェンダーに左右されない働き方ができる点は大きな安心材料です。
不況に強く、将来性がある
経済情勢に左右されにくい職業としても、公認会計士は非常に安定した地位にあります。不況期においても企業の決算・監査は必要不可欠であり、むしろ財務健全性の確保や再建支援など、専門家としてのニーズが高まる傾向があります。
加えて、DXやESG、サステナビリティなど、新たなビジネス領域におけるリスク管理や情報開示の重要性が増すなかで、公認会計士に求められる役割は今後さらに広がっていくと予想されます。時代の変化とともに進化できる職業であることも、将来を見据えたときの大きな魅力です。
活躍の場が多い
公認会計士の活躍フィールドは、監査法人にとどまりません。FASやコンサルティングファーム、金融機関、事業会社の経理・財務・内部監査部門、さらにはIPO支援やベンチャー支援、官公庁や教育機関など、多岐にわたる業界でその専門性が求められています。
独立開業や海外進出といった選択肢も視野に入ることから、キャリアの自由度が高く、ライフステージや価値観の変化に応じて柔軟に働き方を調整できるのも公認会計士ならではの強みです。自分らしいキャリアを築きたいと考える方にとって、非常に魅力的な職業であると言えるでしょう。
分野別に見る公認会計士のやりがい
公認会計士のやりがいは、どの分野で働くかによって大きく異なります。監査を中心に専門性を深める道もあれば、アドバイザリーやコンサルティングを通じて経営に踏み込む道、事業会社の内部に入り意思決定を支える道もあります。それぞれの立場で求められる役割や達成感の質は異なりますが、共通しているのは「数字を通じて企業や社会に影響を与えられる」という点です。ここでは、代表的な3つの分野ごとに、公認会計士ならではのやりがいを整理します。
監査法人で働く場合
監査法人で働く公認会計士のやりがいは、企業の財務情報の信頼性を担保するという社会的責任の大きさにあります。監査は直接的に利益を生み出す業務ではありませんが、企業活動の土台を支える役割を果たしており、その重要性は非常に高いものです。若いうちから大規模な企業や上場企業の監査に関与できる点も特徴で、会計基準や内部統制、業務プロセスを実務を通じて体系的に理解できます。
また、複数のクライアントを担当することで、業界ごとのビジネスモデルや経営の違いを横断的に学べる点も魅力です。厳格な基準のもとで判断を求められる場面も多く、プレッシャーはありますが、その分、自身の判断力や専門家としての自覚が磨かれていく実感を得やすい環境と言えます。
アドバイザリー・コンサルで働く場合
アドバイザリーやコンサルティング分野で働く公認会計士のやりがいは、企業の意思決定により近い立場で関われる点にあります。M&AやFAS(Financial Advisory Service)、事業再生、内部管理体制の構築支援など、クライアントが直面している経営課題に対して、会計・財務の専門性を武器に具体的な解決策を提示していきます。
監査と比べて、過去の数字を検証するだけでなく、将来を見据えた提案やシナリオ設計が求められるため、よりコンサルタント的な思考が必要になります。自分の分析や提案がクライアントの意思決定に影響し、事業の方向性が変わる場面に立ち会えることは、大きな達成感につながります。スピード感や難易度は高いものの、成長実感を得やすい分野です。
事業会社で働く場合
事業会社で働く公認会計士のやりがいは、企業の内部に入り、長期的な視点で経営に関われる点にあります。経理や財務、内部監査、経営企画などのポジションで、日々の数字をもとに経営層の意思決定を支える役割を担います。外部から助言する立場ではなく、自社の成長や課題に当事者として向き合えることが特徴です。
短期的な成果が見えにくい場合もありますが、制度設計や業務改善が積み重なり、会社全体の生産性やガバナンスが向上していく過程を実感できる点は大きな魅力です。また、ワークライフバランスを取りやすい環境を選びやすい点も、長期的にキャリアを築くうえでのやりがいにつながります。専門性を活かしつつ、経営の一員として会社を支える実感を得たい人に向いている働き方です。
公認会計士の活躍フィールドはどこにある?
公認会計士は、専門性を活かしてさまざまな業界・職種で活躍できます。以下に代表的な就業先と業務内容を整理しました。
| 活躍フィールド | 主な業務内容 |
| 監査法人(監査部門) | 財務諸表監査、内部統制監査など |
| 監査法人(アドバイザリー部門) | M&A支援、IFRS導入、IPO支援、内部統制・内部監査支援、業務改善など |
| FAS(財務アドバイザリー) | 財務デューデリジェンス、バリュエーション、事業再生、財務アドバイザリー、PMI支援など |
| コンサルティングファーム | 経営戦略、リスク管理、内部統制支援など |
| 事業会社(経理・財務部門) | 決算、税務、資金繰り、予算管理など |
| 事業会社(内部監査・経営企画) | グループ監査、経営分析、ガバナンス体制構築など |
| ベンチャー企業・IPO準備企業 | 上場準備、管理体制整備、資本政策など |
| 官公庁・自治体・教育機関 | 会計監査、制度設計、研究・指導など |
多様な選択肢があるため、自身の興味やライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
公認会計士のキャリアの可能性を広げるためには?

公認会計士としての成長をさらに促すには、「キャリアステップを見据えた転職」が有効です。たとえば、監査業務で基礎を築いた後、FASやコンサルティング、事業会社の管理部門へとステップアップすることで、より経営に近い立場での業務が可能になります。
また、ワークライフバランスの改善や専門領域の深掘りなど、転職は単なる環境の変化にとどまらず、自分らしい働き方を実現するきっかけにもなります。
将来のキャリアを見据えて転職を検討する際は、自分の志向や強みに合った選択肢を見極めることが重要です。その際、会計士の転職支援に特化したエージェントのサポートを活用すれば、より精度の高いキャリア設計が可能となるでしょう。
公認会計士のやりがいに関する質問
公認会計士という職業には、多くのやりがいがありますが、一方で気になる点や疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。ここでは、実際に多く寄せられる質問のうち、特に関心が高いテーマについてご紹介します。
公認会計士のつらい・大変なことはなんですか?
公認会計士は責任が重く、専門性の高い仕事です。特に監査法人では、期末や四半期決算のタイミングで業務量が急増し、長時間労働になりやすい傾向があります。また、クライアントやチームとの調整業務も多く、体力だけでなくコミュニケーション能力も求められる職業です。
このような「つらい・大変」と言われる側面については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
公認会計士にしかできない仕事はなんですか?
公認会計士は、法的に独占業務とされている「監査業務」を行うことができる唯一の資格者です。たとえば、上場企業の財務諸表監査や、会社法監査、学校法人監査などは、公認会計士でなければ担当することができません。
この「独占業務」は、金融資本市場の信頼性を担保する非常に重要な役割であり、他の士業にはない社会的使命が求められます。さらに、近年では内部統制監査やIT監査など、新たな専門分野も広がっており、会計士にしかできない仕事の幅はますます拡大しています。
公認会計士に人気の転職先は?
公認会計士に人気の転職先としては、FAS(Financial Advisory Service)やコンサルティングファーム、事業会社が代表的です。監査法人で培った会計・財務の専門性を活かしつつ、より経営に近い立場で関われる点が支持される理由です。
特にFASやアドバイザリー分野では、M&Aや事業再生、フォレンジックなど、企業の重要な意思決定に直接関与する機会が増えます。数字を通じて企業の将来に影響を与えられる実感を得やすく、やりがいを感じやすい転職先として選ばれています。
また、事業会社への転職も安定した人気があります。経理や財務、内部監査、経営企画といったポジションで、企業の内部から長期的な成長を支えられる点が魅力です。ワークライフバランスを重視しながら専門性を活かしたい人にとって、やりがいと働きやすさを両立しやすい選択肢といえます。
より詳しい転職先の整理については、以下の記事で解説しています。
公認会計士はやめとけと言われる理由は?
公認会計士は社会的評価の高い資格である一方で、「やめとけ」と言われることがあるのも事実です。その背景には、試験の難易度の高さや、資格取得までに要する時間と労力、そして就職後の働き方に対するギャップがあります。
特に監査法人では、繁忙期の長時間労働や厳格な品質管理体制により、想像以上に体力的・精神的な負荷を感じる人も少なくありません。また、監査という業務の性質上、クライアントに寄り添いたいと考えても、独立性の制約から踏み込んだ支援ができない場面があり、そこに違和感を覚えるケースもあります。
こうした背景や実情については、以下の記事でも詳しく解説しています。
まとめ
公認会計士は、経済や企業活動を支える重要な役割を担う職業です。社会的意義の高さや成長機会の多さ、専門性の高さからくる信頼と収入の安定性など、多くの魅力があります。若手でも責任あるポジションを任される機会が多く、やりがいを実感しながら早期にキャリアアップを図ることも可能です。また、監査法人だけでなく、FAS、コンサル、事業会社など多彩な活躍の場があり、ライフスタイルや志向に応じた柔軟な働き方も実現できます。自身のキャリアをより広げたいと考える方は、専門性を理解した転職支援を受けながら、新たな一歩を踏み出すことをおすすめします。
VRPパートナーズでは、公認会計士の方の転職を支援しています。やりがいを求めて転職をしたいという方は、ぜひ一度ご相談ください。